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熊本市の端、住宅街にある小さなアメリカンレストランです。

アメリカ料理と云えばハンバーガーやステーキ・フライドチキンなどの食べ物をイメージされがちですが、アメリカにもその土地で採れる材料を使った料理があります。北東部はニューイングランド料理やニュ―ヨーク料理、中南部は南部料理・ケイジャン・クレオール料理、SOUL FOOD　西部に行くに随い、TEXMEXやカリフォルニア料理と様々あります。当店では季節ごとに少しづつではありますが、黒板で紹介しながら季節ごとにメニューを変えて提供しています。

　とは言え多国籍文化のアメリカ料理を取り上げても非常に線引きの難しさを感じます。

　例えばsoul food とはアメリカ南部の家庭料理を一般的にはさします。かつてアメリカの南部において、まだ黒人の人たちが奴隷として扱われていた時代、多くの白人が食材としては使わなかった・いわば『余りもの』の部分（鶏の内臓・豚の足や牛の腸など）を、料理する方法を見つけて食べられたそうです。またソウルフードの歴史はアフリカ大陸にまでたどることができるみようです。

　このことを踏まえ、私はソウルフード (Soul Food＝魂の食べ物）と理解しています。ソウルフードには不健康なイメージがありますが、主に自給自足の状況で作られた農村部のソウルフードは現在よりも野菜や穀物、豆類の比率が高く、いまよりも健康的ではなかったのでしょうか・・・

　ですから当レストランでは普段よくスーパーなどで見る地元の食材をできるだけ使って贅沢とは言えないまでも、楽しい食事食卓にしたいと思っています。

心をこめて作った料理が、一日の労働を終えて家族が団らんする幸せなひとときを象徴するようになったように・・・

　また、飲み物はサンフランシスコのマイクロブリュワリー（小規模醸造所）アンカー社のクラフトビールを揃え、ワインもカリフォルニアに絞り、約６０種類のユニークでコストパフォーマンスの高いリストを持ちます。

食後にはバーボンウィスキーをはじめにテネシーなどのウィスキーもたくさん揃えております。

 住宅街の小さな店ですので車で起こしの際はお乗り合わせをよろしくお願いいたします。

　

​　また当店は基本的に一人で営むワンマンレストランです、繁忙時間帯はお待たせしたり、行き届かないことも多々あるかと思いますが、どうぞご了承くださいませ。　　店主